網走日台親善協会が設立 〜網走と台湾 交流促進へ〜

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網走日台親善協会設立大会及び祝賀会(写真提供:台北駐日経済文化代表処札幌分処)
網走日台親善協会設立大会及び祝賀会(写真提供:台北駐日経済文化代表処札幌分処)

網走日台親善協会設立大会及び祝賀会(写真提供:台北駐日経済文化代表処札幌分処)
網走日台親善協会設立大会及び祝賀会(写真提供:台北駐日経済文化代表処札幌分処)

 網走と台湾の交流を深めるため、網走日台親善協会の設立総会が8月26日、網走セントラルホテルで開催された。オホーツク管内では、津別市、北見市に続いて3番目の親善協会の発足。今後、台湾から網走への団体の受け入れなど相互訪問を通じて友好を促進する。
 
 設立総会には関係者ら約40人が出席。会長に網走市内の会社役員、鴻巣直樹氏を選任。同氏は「今後、経済、文化など幅広い分野で交流を深めていきたい」とあいさつ。また、国際チャーター便の誘致活動や管区PR、台湾人観光客の受け入れ支援などを行うなどの24年度の事業計画を承認した。
 
 網走市には流氷見学などを目当てに、毎年多くの台湾人観光客が訪れており、昨年度の宿泊客は約5千人に上った。また、今年2月には台湾の国立台北教育大学の学生が網走市を訪問。水彩画などの作品の展示や雪像作りを体験するなど、文化交流も深まっている。